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新しいがんセンターは
6つの部門で
構成されています。

化学療法、緩和ケア、がん相談支援の各部門が協同し、最良のがん診療を提供します。また学生から専門医専攻までの一貫したがん教育、鳥取県内のがん登録データの分析・管理、各施設間のがん診療連携も当センターが中心となって行います。

緩和ケア部門

緩和ケアについて

緩和ケアとは、主にがん患者さんの体と心の痛みを和らげるための医療です。がんと診断された早期から、がん治療と並行して行います。体の痛みに対しては医療用麻薬を使用することもありますが、適正に使用すれば依存(やめられなくなる)や耐性(効かなくなる)は生じません。不安やイライラなどの心理的問題、仕事やお金などの社会的問題に対し、カウンセリングや生活の質(QOL)を改善するためのアプローチ・支援を行ったりもします。患者さんのみならず、その家族も緩和ケアの対象となります。

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化学療法部門

化学療法について

外来化学療法室において毎月600名以上の患者さんにがん薬物療法を行っています。各診療科と連携しながら、常に安全で質の高い治療を患者さんに提供できるよう心がけています。がん薬物療法に関する諸問題は院内の化学療法審査専門部会で定期的に検討しており、新規薬剤の審査から有害事象の対策まで幅広く対応しています。本部門には、がん薬物療法専門医、がん専門薬剤師、がん看護専門看護師、がん化学療法看護認定看護師、乳がん看護認定看護師といったスペシャリストが複数名常駐しています。がん薬物療法に関して不安なことがあれば、いつでも遠慮無くスタッフにお尋ね下さい。

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がん教育部門

がん教育部門について

本学医学部学生に基礎腫瘍学、臨床腫瘍学の講義を通じてがん教育を行っています。また、がん薬物療法専門医(腫瘍内科専門医)育成を目的とした専門教育もマンツーマン体制で実施しています。さらに本院の医師、看護師、薬剤師などすべての医療従事者を対象としたがんセミナー、研修会、キャンサーボード等を定期的に開催し、院内がん診療全体のレベルアップを図っています。
地域の皆様に向けては、新聞等のマスコミを通じて、がん検診の重要性、最新のがん治療情報等を積極的に発信することで、正しい知識を身につけて頂けるよう尽力しています。

定期的な研修・教育活動

  • 骨転移キャンサーボード(毎月1回)
  • 鳥取大学医学部附属病院がんセミナー(年5回~6回)
  • 鳥取大学医学部附属病院がんセンター公開セミナー(年1回)
  • 鳥取大学医学部附属病院緩和ケア研修会(年1回)
    修了者一覧[PDF]
  • 鳥取大学医学部附属病院がんセンター市民公開講座(年2回)

がん登録部門

がん登録の必要性

がん登録は、がんの罹患や転帰、進行度や治療内容などの状況を登録・分析する仕組みであり、がん罹患数・罹患率、がん生存率、治療効果など、がん対策の基礎となるデータを把握するために必要なものです。
本院では、2007年に院内がん登録を開始し、2011年には鳥取県院内がん登録情報センターを開設しました。
現在、がん登録室(データセンター)では、国立がん研究センター・がん対策情報センターが主催する研修を修了したスタッフが中心となり、3人の専任スタッフと1人の非常勤職員が情報の登録・管理・解析を行っています。
業務の内容としては、院内がん登録や全国がん登録のほか、鳥取県のがん診療連携拠点病院として、鳥取県全体のおよそ9割の患者情報の管理も併せて行っています。登録情報には個人情報も含まれるため、他の業務とは独立した入退室管理が可能な登録室で、「個人情報保護に関する鳥取大学医学部附属病院の基本方針」に則って、情報の管理と活用を行っています。
スタッフ一同が、がん診療を支える重要な部門であるとの認識のもと、がんセンター医師や各診療科と連携をしながら、正確な入力と情報提供を心掛けています。

がん登録について

本院では「がん登録等の推進に関する法律」に従い、鳥取県がん診療連携拠点病院として「院内がん登録」を実施しています。
本院に初めて「がん」の診断または治療のために受診した患者さんの情報を登録し、年に1回、国立がん研究センターへ届け出を行っています。
また、2016年1月より「全国がん登録」が開始となり、法律に従い鳥取県へも届け出を行います。
予後が院内のカルテで十分にわからない場合は、市町村に対し住民票照会を行うことがあります。住民票の照会を希望されない場合は、がん登録相談窓口にご連絡ください。

がん登録相談窓口

鳥取大学医学部附属病院 医事課 診療情報管理係(がん登録担当)

TEL.0859-38-6292(がんセンター)

関連リンク

がん診療連携部門

がん診療連携部門について

がん診療連携部門の役割は、鳥取県のがん診療向上のために県内各施設とのネットワークを構築することです。
当院は都道府県がん診療連携拠点病院に指定されています。鳥取県のがん診療の均てん化のため、県内の医療従事者にがん治療に関する種々の情報を提供しています。また、研修会の実施、県内の病院とのカンファレンス等々を行い、がん診療の質の向上に取り組んでいます。
また、本院病院長を会長とする「鳥取県がん診療連携協議会」を設置し、その下にがん登録部会・相談支援部会・緩和ケア部会・地域連携部会・手術療法部会・化学療法部会・放射線治療部会の7部会を置いています。それぞれの部会ごとに施設間で連携をとり、知識や技術の共有を図っています。
 

関連リンク

がん相談支援部門

がん相談支援室について

がんの治療や療養生活に関する疑問や不安に対して、がん専門相談員(公認心理師・医療ソーシャルワーカー・看護師)が信頼できる情報の提供や療養生活の相談、心のケアを行っています。当院に受診されている患者さんやご家族に限らず、どなたからの相談でもお受けします。相談は無料で、匿名でのご相談も可能です。 相談された内容が相談者の許可なく、主治医や通院中の医療機関に情報提供されることはありません。 ※ただし、カルテ情報などに基づいた相談をご希望の方は、医師の受診やセカンドオピニオ ン外来などをご案内させていただきますことをご了承下さい。

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