部会紹介

地域連携部会について


    地域連携部会関連情報

鳥取県がん診療連携協議会、地域連携部会では地域連携パスの推進と充実をはかる活動をしています。

鳥取県では地域医療再生計画を平成22年に策定しました。その中で医療連携の推進目的で先行していた脳卒中・大腿骨頸部骨折に加えて心筋梗塞、糖尿病、がんについて地域連携クリティカルパスを作成する計画がなされました。
がん地域連携パスは脳卒中に次いで作成されたものであり,鳥取県全体で共通の5大がん地域連携パス(肺,肝,胃,大腸,乳)を策定し,患者には臓器別に作成された「わたしのカルテ」を手渡す手順となっています。

 

地域連携パスは二次医療圏において運用されますが、計画策定病院(手術や治療を行った病院)、連携病院(主に開業医さん)、そして患者さん自身を結ぶ便利な機能です。

【メリット】
・地域で共通の連携パスを使用することで、がん診療の治療効果の均一化や治療の一貫性を住民に提供することが出来る
・計画策定病院(担当医)と連携医療機関(かかりつけ医)とのコミュニケーションが良好になり、問題の共有化が図りやすい。
・重複した検査・投薬が避けられる。
・担当医・かかりつけ医のやり取りが手元に残っていつでも確認できることから,患者さんも自らの治療に対して主体的な関わりができ理解も深まる。

などを考えています。